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Kyle Vincent "Whatever Happened To Fun 30th Anniversary Tour 2015"
kyle.jpg

★2015.12.12(土) 下北沢 THREE★
Kyle Vincent "Whatever Happened To Fun 30th Anniversary Tour 2015"
open 12:00 / start 12:20
adv. ¥2,500 / door. ¥3,000
act:
Kyle Vincent
Kyle Vincent&Candyrocks
The Pebbles

まっ昼間なんで、時間間違えないように!!

下北沢 THREE
東京都世田谷区代沢5-18-1 カラバッシュビルB1F
TEL: 03-5486-8804
http://www.toos.co.jp/3/

【ローソン】L-code: 78457
【イープラス】購入ページURL (PC、スマホ、携帯共通)
http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002172783P0030001


CANDYは、(Romanticsの大ヒットはあったものの)ムーヴメントとしてのパワーポップに陰りが見え始めていた
80年代半ば)に突然変異的に存在したパワーポップバンドだといえる。
レコードにはウォーリー・ブライソンやジミー・イエナーといったラズベリーズ関係が絡んでいて、
ポップで甘い楽曲は明らかにパワーポップだと言えるが
LAでヘアーメタル群の中に居ても違和感のないいでたちで少女たちに大人気だった。
一節によると当時のLAではガンズン・ローゼスと人気を2分したとも言われる。
(CANDYのギタリスト、ギルビー・クラークは解散後Kill For Thrillsを経てガンズに加入する)
僕はTVK(神奈川テレビ)の音楽番組において彼らの"What Ever Happened To Fun?"は何度となく目にしていたが
レコードを購入したのはもっとあとになってからだった。パワーポップというものを集め始めた90年代初頭に中古で購入した。
その後、周りの連中とともにパワーポップを深堀りし始めたころでも、最初に書いたようにリリース時期がパワーポップの時代のど真ん中ではなかったということもあり、まだCANDYはそんなに人気はなかったと記憶しているが
それでもいつの間にか、パワーポップのマスターピースとなっていた。
中古価格も上がっていったが、2012年にようやくCD化され、価格も落ち着き、皆が聴けるような状況にはなった。
そしてそのことによりアルバムのマスターピースっぷりが強固なものになったとも言える。

CANDYのシンガー、カイル・ヴィンセントはCANDY解散後にソロのキャリアをスタートさせる。90年代にHollywoodからリリースされたセルフ・タイトルの1stはルビナーズのトミー・ダンバーが参加していたりP.HUXがプロデュースで絡んでいたりと、パワーポップの流れも感じさせつつもSSWとしての魅力を発揮したものになった。
彼のソロ・キャリアはSSWとしてのものであるが、CANDYの流れもあって、パワーポップ・ファンにも支持された。
エアーメイルからCDが出てたというのも大きいのかもしれない。

彼のSSWとしての来日は、広島在住のファン/友人であるくぼたさんという方が招聘し、何度か行われているのは知っていたが、
2014年に東京でも実現することになった。
東京でのライブはCANDYのアルバムを再現するという企画になり、紆余曲折あったようだが、
Rockbottomと小川くん(ex.The COKES, 現Gorilla)=Candyrocksというバックバンドで行われた。
これがかなりの盛り上がりを見せ、カイル曰く「CANDYより上手かった」という評価を得た。

ふつうであればここで話は終わるのだが、今年の春に、カイルが来日し、このバンドをバックにして録音が行われた。
CANDYの代表曲"Whatever~"の2015ヴァージョンということになる。
Rockbottomのメンバーはこれがどのような形でリリースされるかは知らされていなかったようだが、意外に早く形になった
今年はこの曲がリリースされた1985年から30周年ということで7インチとしてリリースされることになったのだった。
それがこの写真のシングル。

kyle_single.jpg
この7インチは当日販売される模様。
写真はfacebookより

そして、このシングルを携えてカイルがCandyrocksをバックにCANDYの曲をかましてくれるとのことなので
ぜひ。

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Draggin' An Ox Through Water
draggin1

draggin2


DRAGGIN’ AN OX THROUGH WATER。この名前は正直全然憶えてなかった。長かったから。でもその音楽は強烈に僕の記憶に残っていた。

SWEER DREAMS PRESSの福田くんとは長いことレーベル仲間というか、お互い毛色が違うながらもレーベルを続けている仲で、ときどき呑んだときなどにお互いのリリースしているCDを交換したりしている。その中でもインパクトの大きかったのが2010年のDRAGGIN’ AN OX THROUGH WATERだった。むちゃくちゃ凝ったジャケで、見開きの紙ジャケの片方にCD、片方にポスターが入っていて、しかも長方形だから収納しづらいし、ジャストすぎるビニールに入っていたのだけど、そのビニールに戻すのが困難でビニールは捨ててしまった。

中身の音楽もカントリーとノイズを混ぜたようなもので、うわー、これは狂ってるなー、どうしてこんなものをリリースしたんだろうか?と思った。彼の活動するオレゴン州ポートランドはインディの聖地的な扱いになっているのもなんとなく知ってはいるんだけど、それでも極端な音楽だよだなぁーと思った。
案の定、SWEER DREAMS PRESSのリリースの中でも最も売れなかった1枚ということになったようだ、、、それでも僕はちょっとしたときに聴いては、福田くんに会うときに「あれ狂ってるよね!」とか感想を述べていた。それ感想か?と自分でも思うが、、、

時は流れ2015年10月、SWEER DREAMS PRESSのページにて突如DRAGGIN’ AN OX THROUGH WATERの来日が告知されていた。名義がDRAGGIN’ AN OX THROUGH WATER & DJ MIXED MESSAGESとさらに長く憶えにくくなっていた(笑)そこにあのジャケ写が添えられていたからわかったようなもんで。そんなかんじで手帳には書いておいたが、その名前はまだ憶えられずにいた。
11月が明けて、福田くんからメッセージが来ていた。「中上さんの好きなDRAGGIN’ AN OX THROUGH WATER来ますよ!」って。ライブ当日にも「今日どうですか!」って来てて、あー、やはりこの音楽性だと動員厳しいのかな?とかそんだったら自分がいくべきだな、やはり、と、前日もSMALL SQUAREのライブでNestでDJやったので、同じ場所にまたいくのが億劫だったが、なんだか、観なくてはまずいだろうという気持ちになり、仕事終わりで向かった。

そしたら、意外とお客さん入ってて、あ、こういうのもみんな来てくれるもんなんだ、と驚いた。フロリダとその他の短編ズも初めて見るライブで楽しめましたし、DJ MIXED MESSAGESもなんか懐かしい感じのおしゃれ感があって(あー、これなんだっけなんだっけ、、、と思ったのがMargo GuryanのSunday Morninだった)よかった。
しかしそんなホンワカとした空気をDRAGGIN’ AN OX THROUGH WATERがぶち破ったというか、なんともいえない、静かに狂ってる感じを醸し出していた。やたら深いリバーブを掛けたギターとヴォーカルで囁くように歌う、ときにフィードバックや電子音を混ぜていく。CDで聴いているよりさらにおかしい方に突き抜けた音楽だった。たとえて言うなら、レジェンダリー・スターダスト・カウボーイのような感覚とロイ・オービソンのカヴァーを初期クランプスがやった「ドミノ」の雰囲気とかがをさらにシンプルにした感じ。全曲同じように聴こえるのだが、飽きることがなく、その淡々と進んでいく狂気に吸い込まれた。

終演後に少しだけしゃべったんだけど、すごく明るくて好青年で、上記のたとえのような感想を伝えたんだけど、そうだね、そうだね、大好きだよ、みたいな感じで明るくて、そんなところも、あー、アメリカのアンダーグラウンド音楽って奥深いなーと思ってしまった。加えて、サーフ・ミュージックもかなりやっていたそうだ。個人的にはガレージのファンがもっと観に来てもよかったのではないかな、と思うけど、初期のクランプスとかガンクラブとかああいう雰囲気はもうガレージとは言わないのかもしれないな、とも思った次第です。個人的にはいいもの観れてよかった。


これが延々続くかんじ、、、
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