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RAVE ON : REDUCERS Tribure album について
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Reducers Tribute Albumについて

すこし前の話になるが、書いておこうと思う。
6/19に書いた記事の続きになる。

スティーヴが闘病中である5月中にこのプロジェクトはスタートした。バンドのセレクトに関しては、Reducersとの共演経験があるバンドを中心に声を掛けた。ベネフィットのライブ企画には出れなかったP.C.2、Frantic Stuffsも2つ返事でOKをもらい、結果的にはRockbottom, Firestarter, Gimmies, P.C.2, Frantic Stuffsの5バンドとした。そもそもが寄付なので、録音費用などはバンド持ち、しかも非常にタイトなスケジュールであったと思うが、それぞれのバンドが6月には音源をアップした。
しかしながら、6月13日にスティーヴが亡くなったため、治療費のために、と立ち上がったReducersトリビュート・アルバムの話は、基本方針を少し変えることとなった。治療のために負った負債の補填と残された家族のため、と。もちろん、そのことで参加を辞退するバンドはいなかったので、そのまま進めることにした。
その間、地元では追悼のライブがあり、僕はたびたびFacebookでその様子を伝える写真やコメントなどを見ていた。The Reducersはほんとにローカルながらも愛されていたバンドなんだなというのが感じられた。そして、こんなすごいバンドがなんでもっと広く知られるようにならなかったのだろうか、ということも考えた。ロックの歴史の中にはそういうバンドがたくさんいるのは知っているし、そういうバンドを探し当てる楽しみみたいなことも十分承知はしているが、シングル1枚の数十枚プレスとかのものが広く知られている世の中でのねじれみたいなものを感じずにはおれなかった。
とにかく、われわれはこのプロジェクトをやりとげることにした。
アメリカ側の仕切り役であるJesはスティーヴの親戚でもあり、なにかと忙しく、連絡も途切れがちになったが、7月には全音源やメンバーなどのデータをエンジニアの元へアップすることができ、9月中旬にはウチに盤が届いた。
24バンドが新録音で作るオムニバスとしては、かなりの速さではないかと思う。
内容に関してはBandcampで確認できるので、そちらで聴いてほしいが、個人的な感想としては、全体的にもかなり充実した内容なんだけど、とりわけ日本のバンドたちのクオリティが高かったということが言える。それはThe Reducersから受け取ったモノ、思い入れの強さに比例しているのではないか、と考えた。
販売に関しては、録音バンドたちで分け、それぞれのライブで売ってもらうという方法をとっている。お店に卸さないのは、その中間マージンも寄付にまわそうという考えによるものです。売り上げに関してはまた近々報告できると思います。

こちらのページにて試聴、ダウンロード購入もできるので、興味ある人はぜひ。


こちらは、CDのリリース・パーティ・ライブにおけるDOGMATICS! にReducersのPeterが参加したもの
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テーマ:ロック - ジャンル:音楽

DomNicks live in Japan!




DomNicksのライブ、終わりました。
来てくれた方、出てくれたバンド、DJたち、ありがとう。
とくにロックボトムにはライブ以外のところでもいろいろケアしてもらいました。Target Earthはスタッフとかいないんで、基本ひとりで動いてます。

ドムニックスは、CDから得ていた僕の予想を軽やかにピョーンと飛び越えるほどの素晴らしいライブを3発かましてくれた。最初はソウルフルなパワーポップなんだろうか、と想像していたわけだが、もう、これは質の高く熱いパブ・ロックといった方がいいだろう、最高のロックンロールで、もう音の鳴りがぶっとくて、でもシャープで、グイグイ来る感じ。いろんな感想もあるだろうけど、観に来た人たちは一様に凄いと言ってくれた。特に2日目、ぷあかうでやったライブ(映像貼ります)は本当にパブ・ロック、ってこういうことか、と思えるようなライブだった。

もうずいぶん前から70sパンクや80sパワーポップのライブでは「伝説を確認」みたいな雰囲気があると思う。動いている○○を確認しにいく、みたいな。そういって行ったライブはいい場合もあればそうでもない場合もあるけど。たとえば、先日のデニス・テックなんかもそうかもしれない。いけなかったけど、見たかったもんね、動くデニス・テック。
ドム・マリアーニは何度も来ているし、そもそも伝説感は薄い人なので、まあ、なにがなんでも観たいって人は少ないのかもしれないね。日本に来る前の週はデニス・テックと本国でミニ・ツアーをやっているということもあり、同等の評価をされてもいいとは思うんですけどね。どっちもレジェンダリーであり、かつバリバリの現役なんだから。ニック・シェパードはホントにすごいミュージシャンだった。クラッシュ(カット・ザ・クラップ期)に居たということで有名になったのは、逆に損をしているんではないかな。もしかしたら、コーティナスだけの方が日本では伝説感出たかもね、変な話だけど。ドラムのマーズはシェヴェルズ、DM3などにいたドラマーで、彼自身のブルース好きなところもよく感じられるシンプルでパワフルなドラムをたたいていた。そして、まったくのノー・チェックながら凄いプレイを聴かせてくれたのがベースのハワード。エルクス、リップタイズなどを歴任していたというが、見た目、どう見てもおじいちゃん(笑)、なんだけどロック魂がビンビンに感じられる全力勝負な感じでほんと凄かった。これらのメンバーからなるバンド、ってのは冷静に考えるとスーパー・バンドなんだな、とあとからじわじわと思ったりもした。

ドムのライブを何度も観ている僕から言わせると、ドムのやるライブはどんなバンドで来ようが間違いが無い、という確信があった。だから来日をやることにした。そして、今回もその通りであった。しかし、オーディエンスが少なかったな。もったいないことに。この日程はサークルズやスイートが被ってたり、まあいろいろ厳しい状況だったという言い訳もできなくはないが、みんなに興味持ってもらうことができなかったってのが事実だね。僕自身は付き合いでライブ行ったり、付き合いで来てもらったりってのはあまりしたくない方なんで、音楽そのものに興味持ってもらえるかが重要なんだけど、そこんとこが足りなかったということでしょう。内容は最高だったよ、ということを言いたいわけです。

スクラフスの2回目やカジュアルズなんかもそうだったけど、内容がいいんだけど動員が少ないというのはままあることで、主催者としては、バンドに申し訳ない気持ちと、その後、懐がさびしくなるといった2重の苦味を抱えつつライブを観ることになるわけだ。これだったら自分が向こうに観に行った方が気持ちもラクだし、場合によっちゃ安いかもな、なんて思うこともあるが、やっぱり、バンドが日本に来たいという希望、それを受け止めるかどうかなんだよね。それでもって、懲りないってことは馬鹿なんだろうな。

シーンってなんだろうか、なんてことをときどき考えたりする。シーンなんてないよ、って言う人もいつも一定数はいるわけだが、僕は在る、と思っている。ただ、どんなシーンでも弱体化したり、終わりが来たりするというのもわかっている。このドムニックスの来日などが活性化に貢献するんではないか、という甘い期待もあったわけだが、そういうことにはならなかったな。上に書いたように「確認」みたいな要素が薄い分、音楽そのものの力強さが伝播するのではないか、なんて考えたんだけどね。1日目のライブを観たFifi氏が絶賛してくれたり、2日目を観たトモコ氏が絶賛してくれたいと口コミでも拡がりは感じたけど(お2人、ほんとありがとう)、さすがにレデューサーズのときのような状況にはならなかった。自分としては、このような状況に引っ張られずにできるだけ面白いことをやって行きたいな、と漠然と考えるが、やはり経費をカバーするだけの収益は必要だと思うので、その辺がうまく解消されないと今後厳しいぞ、と思った。
幸いにして、観た人たちからは、また観たいとの声を多くもらっているので、また来たらみんな観に来てよ、ホントに。

テーマ:ロック - ジャンル:音楽

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