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日々の泡
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Flashcubesの再来日
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「10年、あれから10年だぜ?」
と、
ポール・アームストロングは僕の目を見て、真顔で言った。
10年、たしかに10年。そのあいだ、Flashcubes、Airmail Recordings、そして僕
それぞれいろんなことがあったろう。
音楽をとりまく状況も大きく変わった。
ひとつ言えるのは、程度の差はあるだろうけど、決して経済的に大成功とは言えない状況
(はっきり知らないで言ってる部分もありますが、、、)
にありながら、バンドやレーベルの存在を潰さずに続けてきたということだ。
だからこそ再会できたということも言えるだろう。

10年前のFlashcubesのツアーのときは、
Airmailの久世さんがリリース&招聘し、そこから依頼でツアーを手伝ったというのが正しいが、
実質的には僕が僕の友人の協力を得てツアーを組んだと言っても過言ではない。
あのツアーを手伝う、というのはもう話があったときに心の中では即決していた。
そして、Flashcubesがパンクバンドとしての側面も持っているバンドだというのはわかっていたので
そのような雰囲気のツアーになるように心がけた。
そこでけっこうわがままな意見もさせてもらって、日本のバンドを多く出したり、料金設定に関しても
安くしたりして、収支の面では久世さんに迷惑かけた部分もあるとは思うが、
今となってみれば、あのときはあれで良かったと思っている。
Flashcubesの人気は確固たるものになり、その魅力は口コミで拡がった。それが大事なことだったからだ。
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10年振りに来た彼ら、
僕が観たのは最終日だったからして、すでにその評判はツイッターなどで散見された。
当然、いいに決まってるじゃんね。
10年前に観れなかったひとたちにも衝撃を与えている様子だった。

最終日となる水曜新宿ジャム、かなり遅れ気味に会場に着くと、もう彼らがセッティングをしていた。
思えば、10年前の来日の初日はここ、新宿ジャムだった。
あのときはゲイリーとアーティーが先に日本に来ていて、トミーとポールは当日ギリギリに来たんだった。

ゲイリーが居たので、「ハイ」と挨拶すると、目を見開いて喜んでくれた。
そう、10年前の数日間だけど、僕らは濃い時間をともにしたんだ。
いちばんの愛すべき暴れん坊、トミー・アレンがいないのは残念だけど、アーティー、ポールも
ほとんど変わりないかんじだった。
今回、代打として来たドラマーのダッキーを紹介してもらった。
ゲイリーは今回のツアーのことや家族のことをダーっと矢継ぎ早に僕に教えてくれた。
いい感じでツアーをやれていたようだ。
ポールが言った
「あのライブ盤のようにお前が前説をやれ」と
ゲイリーも
「そうだ、やるべきだな」と言った。
僕は今回、なにも手伝っていないし、今日だって遅れて来てんだから、とかなり気が引けたが
ゲイリーの目には逆らえなかった。
あとで思うと、あのときのようによしおを呼ぶべきだったな。
だけど、まあ、前説をやらせてもらって、当然ロクなことはじゃべれず、シャウトでごまかした感じかな。
1曲目はビートルズだった。
彼らのやるカヴァー曲っていうのは、言ってみればベタなものが多いのだけど
そういうところも好きだな。
総合的にみて、疲れやら、なんやらあったのだろう、粗いところも多く
この日のライブはベストとは言えなかったけど、僕にとっては、上に書いたようなお互いの10年のことを
思うと、本当に目頭が熱くなってきてしまって、何度も泣きそうになった(決して比喩表現ではなく)
10年前、一緒にツアーしたロックボトムの面々も同じなんじゃないかと思う。
やってればまた会うこともある。そしてそれが前向きな場面での再会であればなお良い。
僕が思ったのはそんなこと。
僕にはもう一回会いたい人やバンドがまだまだ居る。
まだ止められないな。
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